「ひとり、独りの遊戯」終了しました!


ご来場諸氏・関係各位ありがとうございました。

稽古・本番できっちり1ヶ月走り抜けた「大会」が終わりました。
みなさんの感想がここまで熱い芝居も珍しく、心配してた集客も末広がりに増え客演ながらホッとしています。

大会メンバーは11人。
GKふっこさんが「いつでも殴れる」10人。自分のポジションを的確に守りつつ、入れ替わり立ち代り前線に顔を出すスタイルはまさに演劇の醍醐味であって、ほとんどの選手がシュート力があり、相手や素晴らしいシナリオを活かすパスセンスや守備力という、なんでも出来る経験のあるプレーヤーを集めたのがまず大きかったと思います。

主人公の光が83歳で失踪するまでのプロットがあるそうですが、上演にあたり、分厚かった台本が整理され、いいセリフが泣く泣く消えて行った。鈴木健介の川崎竜司とおれの鶴岡亀吉は見せ場が減ったが、カット部分に描かれていた人物造形が、他のシーンのレイヤーになって、役創りとしてはとても助かったし、直接説明しないで済んだのは作品全体としてもとてもよかったと思います。

余談ですが、
うちの祖父は戦前敦煌に行き
馬賊に拉致され、実家に身代金を
送るよう手紙が届いたそうです。ただそれが本当に身代金の為か、
本人の遊ぶ金の為かは不明です。
戦中は奉天で軍属でしたが、脱走し朝鮮まで歩いて船で本土帰国。終戦前も南方行きの船に乗るはずが「あんな馬鹿共に付き合ってられない」と失踪し、千葉の家の周りには憲兵がいつもいたという非国民です。

(蛇足)
カットになった鶴岡のセリフ

「俺は殺し合いが嫌でヤクザになったんだよ。俺の理論では殺し合いを止められるのは殺し方を知ってる奴だけだ。戦争に行ってあんな理不尽な殺し合いをするくらいなら納得して殺し合った方がまだましだと思ったからだ。...殺せる能力はあるが殺さない態度を取ってるのが一番安全なんだ。」

空手の源流、沖縄空手の理念に通ずるいい台詞でした。




コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する